* 朽ちた椅子 *


もう一度、腰掛けてくれるあなたのことを

ずっとずっと待っています


けれどあなたは

もう何十年も訪れてくれません


ああ、わたしは忘れられてしまったのでしょうか

もう誰も、わたしのことなど覚えていないのでしょうか



2006.02.04 水彩

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